Bitcoin.com、仮想通貨取引所を発表

Share on facebook
Share on google
Share on twitter
Share on linkedin

仮想通貨メディアとして有名なBitcoin.comは今月2日、仮想通貨取引所サービスExchange.Bitcoin.comを開始する事を発表した。上場通貨はBTH(ビットコインキャッシュ)、XRP(リップル)、TRX(トロン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、EOS(イオス)など複数通貨の取引ペア、法定通貨建ての購入が可能だ。

ロジャー・バーとは?

Bitcoin.comは仮想通貨専門のメディア事業以外に、BTCとBTHに対応したウォレットの開発や、マイニング事業など多岐に渡る。

ロジャー・バーはアメリカ出身のエンジェル投資家であり、2011年の早期からBTCやブロックチェーン の可能性にいち早く目をつけ、スタートアップ企業へ投資を行っていた事でも有名。その後日本に移住し、BTCのスケーラビリティ問題を解決するため、BTHを、全面的にプロモートしており、現在はCEO職にステファン・ラスト氏を指名して、自身は会長職として事業全体を見ているようだ。

事業ロードマップ

今後はBCHの普及に向け、SLP(Simple Ledger Protocol)トークンのサポートを進めていく予定で、ETHのように、独自ブロックチェーン 上で様々なアプリ開発やトークンエコノミーの経済圏を構築していく為のプラットフォームとして多くの取引を行えるようにアップデートしていく予定である。

BCHの将来性

現在はBTCを基軸通貨とした取引所が大多数を占めているが、BCHのエコシステムの普及に伴い、BCHを基軸通貨とした取引所が海外を中心に増加しており、香港のKuCoin(クーコイン)やOKEx(オーケーイーエックス)などが代表として挙げられる。

また、国内からはSBIホールディングスがBCHのマイニング事業に参加しており、BCHのマイニングシェアの30%を取りにいく事を目標に掲げている。

元々BTCのハードフォークにより誕生した通貨の為、構造やアルゴリズムは非常に似ており、BCHはBTCの弱点を補うよう設計されているので、機能的にはBTCより優れており、実用的な部分を考えればBCHの方が利便性は高いでしょう。今後はBTCとBCHで価値の保存と決済、送金利用というようにそれぞれの役割が明確化されるかもしれない。

NEXT MONEYより転用

ビジネス課題を最新IT技術で解決する
5G時代の4種の神器(IoT/クラウド/ブロックチェーン/AI)
最新IT技術で御社のビジネスを再構築いたします

関連記事