ブロックチェーンをドローンに活用 — アマゾンやウォルマートにも関係

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ドローン用データレコーダーを提供するレッド・キャット(Red Cat)社は、ブロックチェーン上にフライト情報を保存するために、分散型ウェブ及び仮想通貨新興企業であるゴーチェーン(GoChain)社と提携した。

2019年9月10日(現地時間)、レッドキャットは、企業向けブロックチェーンおよび仮想通貨企業ゴーチェーンとの提携を発表した。この提携により、レッドキャットのドローンデータ分析とサービスは、ゴーチェーンのブロックチェーン上に移行する。GPS座標、動画、写真、飛行記録、テレメトリー・ログなどのデータを分散台帳にハッシュすることにより、ドローンの飛行を完全に監視できるとレッドキャットは胸を張る。

独自の仮想通貨GOを運営するゴーチェーンは、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーンの変形である。同社は、毎秒1,300件の取引を決済できると主張している。

ドローン技術が、特にアマゾン(Amazon)やウォルマート(Walmart)のような大手ブランドの商業上で軌道に乗る中、レッドキャットは、同社のブラックボックス技術と一連のサービスにはブロックチェーン技術が必要だと言う。

「ドローン産業を前進させ、空をより安全なものとするため、ブロックチェーン技術を活用したブラックボックスと分散型ストレージシステムの商業化を全速力で進めている」と、レッドキャットのジェフ・トンプソン(Jeff Thompson)氏はCoinDeskに語った。

「我々はいくつかのソリューションをテストしたが、ゴーチェーンのマルチチェーンアクセス能力と、高速かつスケーラブルでコスト効率の良いブロックチェーンプロトコルと、経験豊富なチームは、我々のビジョンを前進させるのにピッタリだった」と同氏は述べた。

ゴーチェーンはこの分野に参入した最初の企業ではない。ウォルマートは先月、ブロックチェーンに接続された輸送用ドローンの特許を申請した。特許出願書類には、ドローン間でフライトのロジスティクス情報を交換できるようにする、ブロックチェーンを利用したドローン配送サービスが記載されている。

coindesk JAPANより転用

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