タイ大手外食・ホテルのグループ会社共通ポイント基盤として採用進める方針
ブロックチェーンを活用した電子決済システムを提供するOmiseGOは8月16日、タイ国内に展開するバーガーキング(Burger King Thailand)が同社の決済システムを採用し電子決済に対応したことを発表した。バーガーキングはOmiseGO eWallet Suiteを導入することで店頭での電子決済を実現し、独自ポイントの仕組みを既存のモバイルアプリに取り入れた。
タイ国内のバーガーキング・チェーン店は同国の法人マイナー・インターナショナルが運営している。ホテルや外食チェーンを多数運営している同社は今後、バーガーキングに導入したOmiseGOの決済システムを基盤として、独自ポイントによるロイヤルティ・プログラムを展開するという。
OmiseGOは2019年1月、韓国最大のクレジットカード会社新韓カード(Shinhancard)と協力し概念実証(PoC)を行った。新韓カードは世界共通の「国境を越えたロイヤルティプログラム」を目指している。両社が行った概念実証では、OmiseGOが開発するブロックチェーン技術OMGネットワークとPlasma技術を活用し、高速なトランザクションとスケーラビリティを実現。ロイヤルティ・プログラムの基盤として活用できることを確認した。
仮想通貨Watchより転用