イーサリアムの最終アップデートに向けた開発は順調に進んでおり、まもなくテストネットの運用が開始されると発表された。
通貨としての利便性が上がることから前々回のアップデートでは価格が10%上昇した。今回も注目だ。
イーサリアム2.0のアップデートは順調に進んでいる
イーサリアム2.0(セレニティ)の開発が順調に進んでおり、早ければ今月中にもテストネットの運用が開始されるとブロックチェーンメディアTrustnodesが報じた。
現在のイーサリアムは開発陣の意図する機能が十分に実装されておらず、イーサリアム1.0と呼ばれるのに対し、全ての機能を盛り込んだイーサリアムはイーサリアム2.0と呼んで区別される。
2.0への進化には4段階のアップデートがあり、それぞれにコードネームがついている。
「セレニティ」は最終4段階目のアップデートだ。
イーサリアム2.0が完成すれば、短時間で多くの取引を承認できるようになる。
また、51%攻撃に強くなり、セキュリティが高くなる。
通貨としての利便性向上につながり、価格が上がると見られている。
過去の例を見ると、3段階目(コードネーム:メトロポリス)の前半である「ビザンチウム」が行われた2017年10月には、10%ほど価格が上昇した。
イーサリアム2.0への完全移行は2021年を目指して開発が進められている。
イーサリアム投資家は開発状況も要チェックだ。
CoinOtakuより転用