10年後に生き残る仮想通貨を探る、環境にやさしくAI指向のコインとは

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ビットコイン(BTC)という名の暗号資産(仮想通貨)が誕生して10年、これまでビットコイン以外のアルトコインと呼ばれる1,000をはるかに超える仮想通貨が発行されては、消えてきました。それでは次の10年に、ビットコイン含めてどのような仮想通貨が生き残っているでしょうか?と言うよりどのような仮想通貨なら生き残れるのでしょうか?

環境にやさしいコイン

2018年調査「Bitcoin’s Growing Energy Problem(ビットコインの高まるエネルギー問題)」によると、ビットコイン1枚のマイニングに当たって、アイルランドの1家庭の電力消費量にほぼ近い最低2.55ギガワット(GW)を消費しています。まさに途方もなく大きな消費電力であり、ビットコイン全体で採掘に要する電力がどれほどになるのか、正確な統計数値はありません。

ビットコインやイーサリアム(Ethereum)のようなプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ブロックチェーンは大きな電力を消費しますが、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)は消費電力を大幅に節減できます。例えばDASHなどがPoSで、IOTAなどブロックチェーンではなくDAGに依存するコインがそれです。

10年後生き残る可能性のあるコインは、この種のコインと言うことができます。

人工知能(AI)中心のコイン

人工知能(AI)はこの数年、ブロックチェーン業界からもその価値を認められ始めました。DeepBrainChainやVelasなどの仮想通貨は、AIの利用を重視しています。 暗号作成には大容量のデータを処理する必要がありますので、AIはこの領域で極めて有用な資産ということになります。AIに匹敵するデータ量を処理できるものはほかにありません。今後10年、AIはその利用範囲をさらに伸ばし、それを利用する仮想通貨にも有用になります。

世界的拡散を目指すコイン

時代遅れにならないコインは、世界的に採用される用意のあるコインでなくてはなりません。そのために必須な条件は、アクセスが増加しても処理スピードが落ちないこと、取引手数料を管理するメカニズムが必要です。しかし多くのコインは対応できません。

5年後に生き残る仮想通貨は、具体的にどのコインか予測した記事があります。TheMoneyMongers.comによれば以下の通りです。

ビットコインは、10年後には生き残れないと仮定しても、すでに大きな役割を果たしており、失われることは想定できなくなっています。ETHについて言えば、17年に4ドルから300ドルまで高騰して、最終的に1,000ドルを超えました。しかし、現在は170ドル前後推移しています。またETHは今後もアップデートが計画されいます。その他生き残りが予想されるコインについて、それぞれ固有の理由がある訳です。

Coin Choiceより転載

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